風の時代の愛
みなさん こんにちは
ほうみど桔梗です。
今日は風の時代の「愛」とはこんな感じなのでは?こういうことが大事なんじゃないかな?という所に焦点をあてて発信してみようと思います。
オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」の内容を交えながら解説していこうと思います。
この本の
あらすじですが、ジムとデラという夫婦がいました。もうすぐクリスマスというのに、デラは愛する夫ジムに贈り物を買うお金がありません。
デラはお金をためてきましたが、思った以上に出費がかかってしまったのです。
そしてこの夫婦には自慢になる宝物が二つあります。
一つは祖父から代々引き継がれたジムの金時計
もう一つはデラの美しい長い髪
です。
デラはジムの宝物の金時計にふさわしい鎖がほしかったのです。
そしてデラはデラの髪の毛を売ってジムの金時計に似合う鎖を買いました。
ジムが帰宅し、ジムは髪を切ったベラを見ても何の反応も示さなかった。
デラはジムに贈り物の鎖を渡したが何の反応も示さず表情は硬いままであった。
ジムがデラに贈ったものはとても美しいクシでした。
実は夫のジムもデラの贈り物のために、金時計を売ってお金に換えていたのでした。
…という内容の物語です
風の時代は物質至上主義から精神主義へとシフトチェンジするといわれています。
この物語の内容をふまえていうなら「地の時代」の考え方ならばジムの宝物=金時計とデラの宝物=美しい髪の毛を維持し続けることが自慢でステータスであったのだから、損得勘定などの価値観で考えるならば「地の時代」の価値観ではこの宝物を維持し続けることが大事であるとなります。
でも風の時代の見方をすると二人の宝物:金時計と美しい髪の毛という物に対する執着を手放したともみれます。宝物を売ることで古い「地の時代」の価値観や観念からの開放されています。今風でいえばメルカリに出品してお金が入るって感じですよね。
でも「風の時代」の考え方ならばジムとデラはお互いお金がないという弱さを持っている。⇒自分達がお金がないという弱さを受け入れた上で宝物を売るという行動を起こしています。この二人は自分達の弱み弱点を自ら認めているんです。
そしてお互いの贈り物をみて二人の愛が一層深まり、ハッピーエンドとなる。
宝物は失ったけど、物の見方、捉え方が変わっていることに気づかされます。
物事や結果にこだわらなかったのでこの物語では二人の深い愛が得られ「豊かさや幸せ」が手に入ったといえます。つまり物は失ったけど、目に見えない「愛」や「幸せ」は手に入った。つまり「新しい価値観」が入ってきたとも読み取れますね。そして宝物はもっているという結果に執着しなかったから美談になります。
風の時代はこの物語でいうなら
物という古い価値観を手放した⇒手放したことで自分達の場に空きスペースができる
自分達の弱さを受け入れた上で宝物を売るという行動に移した⇒自分達の手放した空きスペースに行動することで宇宙にオーダーが入る
物事や結果にこだわらなかった結果、二人の深い愛が得られた
⇒宇宙から「目に見えない」けれど「新たな価値観」が入り、「愛」が深まり二人はハッピーエンドとなる。
この物語の二人のように物事や結果にこだわらず、優雅にやすやすと変化できるようになれればいいですね。まさに風の時代の変容といえます。
本日のアファメーション
古い価値観を手放して、新たな価値観を取り入れよう