栄養の宝庫
みなさん こんにちは
ほうみど桔梗です
みなさんはファイトケミカルという言葉をご存知でしょうか?私達が日頃から食べている植物や果物に含まれています。
野菜や果物はもともと過酷な自然の中で生きる植物です。
植物は一度根付いたら動くことができませんよね?強い紫外線を避けたり、外敵といわれる虫を払いのけたりできない中どうやって外敵から自己を守っているのでしょう?
植物は自己を守るために色や香りや苦みや渋みを植物自身の細胞から作り出します。その細胞から作り出した成分がファイトケミカルといわれます。
ファイトケミカルにはビタミンやミネラルと協力して、活性酸素吸収力を発揮するそうです。
間の健康面でも抗酸化作用やデトックス作用、免疫力の向上やがん・さまざまな病気の予防などが期待できるということで注目を集めています。私達人間の病気から守り健康にしてくれているだそうです。
そのファイトケミカルは野菜や果物のどこに多く含まれているのでしょう?
実は皮や種や根っこなど私達が普段調理の時に捨ててしまう所に大事な野菜や果物のファイトケミカルがたっぷり含まれているようです。いわゆるクズ野菜と言われる私達が普段使わず捨てる部分にファイトケミカルが特に多く含まれており、その大事な栄養部分を食べずに捨てていたという事になります。
野菜にしろ果物にしろ私達人間が手を加えなくても元々は自然の中で育つ作物です。野菜や果物の皮を作ることで紫外線や害虫や細菌から自分を守り、根っこなどは植物が生長する生命線であり、種やその周りのワタは子孫を残す大事な所にファイトケミカルの量が多くなるのも当たり前ともいえますね。
植物である野菜や果物はもともと何も頼ることなく自分で自分を治す生命力を持っているという事に気づきます。しかも虫がいるからといって跳ねのけたり殺したりするわけではなく、本来植物が持ち合わせている成分を使って皮を作り出して防衛したり、生長したり、繁栄したりする。
虫や太陽や土や雨や植物が手を取り合って一つのサイクルが出来上がり、それぞれが生きながら支え合っているようですね。
私達人間も野菜や果物を無駄なくいただいて、ストレスや病気から解放されて健康な体にしてもらい、体が健康になることで心も健康になる。野菜や果物の元気の源がどんな所に存在するのかを意識すると、私達の考え方や心までもいい方向に変わっていきそうですね。